「モバイルデータ通信」設定を使用すると、モバイルデータ通信とローミングのオン/オフの切り替え、モバイルデータ通信を使用する App およびサービスの設定、通話時間とモバイルデータ通信の利用データ量の確認、その他のモバイルデータ通信オプションの設定ができます。

iPhone がモバイルデータ通信ネットワーク経由でインターネットに接続されている場合は、LTE、4G、3G、E、または GPRS アイコンがステータスバーに表示されます。

LTE、4G、および 3G サービスの GSM モバイルネットワークは、音声およびデータの同時通信に対応しています。ほかのすべてのモバイルデータ通信接続では、iPhone が Wi-Fi 経由でインターネットに接続できないと、電話を使っているときにインターネットサービスを利用することはできません。ネットワーク接続によっては、iPhone がモバイルネットワーク経由でデータを転送しているとき(Web ページをダウンロードしているときなど)に、電話を受けられないことがあります。

  • GSM ネットワーク:EDGE または GPRS 接続では、データ転送中にかかってきた電話は直接留守番電話に送られることがあります。かかってきた電話に出る場合、データ転送は一時停止されます。

  • CDMA ネットワーク:EV-DO 接続では、かかってきた電話に出るとデータ転送は一時停止されます。1xRTT 接続では、データ転送中にかかってきた電話は直接留守番電話に送られることがあります。かかってきた電話に出る場合、データ転送は一時停止されます。

データ転送は、電話を切ったときに再開されます。

「モバイルデータ通信」がオフの場合は、メール、Web ブラウズ、プッシュ通知など、すべてのデータサービスで Wi-Fi のみが使用されます。「モバイルデータ通信」がオンの場合は、通信事業者の料金がかかる場合があります。たとえば、Siri や「メッセージ」などの、データを転送する機能やサービスを使用すると、データプランの料金に影響することがあります。

  • 「モバイルデータ通信」のオン/オフを切り替える: 「設定」>「モバイルデータ通信」と選択します。以下のオプションも利用できる場合があります:

  • 「音声通話ローミング」のオン/オフを切り替える(CDMA):「音声通話ローミング」をオフにすると、ほかの通信事業者のネットワークを使用して請求が発生することを防止できます。ご加入の通信事業者のネットワークを使用できない場合は、iPhone で携帯電話サービス(データまたは音声)を利用できません。

  • 「データローミング」のオン/オフを切り替える:「データローミング」を利用することで、通信事業者のネットワークのサービスエリアでない地域にいるときでも、モバイルデータ通信ネットワーク経由でインターネットにアクセスできます。旅行中は「データローミング」をオフにすることで、ローミングによる請求を回避できます。「電話」の設定を参照してください。

  • 3G を有効にする/無効にする:3G を使用した方がインターネットデータが速く読み込まれる場合がありますが、バッテリーのパフォーマンスが低下する可能性があります。電話をかける回数が多い場合は、バッテリー寿命を延ばすために 3G をオフにすることをお勧めします。このオプションは、一部の地域ではご利用いただけません。

  • App やサービスにモバイルデータ通信を使用するかどうかを設定する: 「設定」>「モバイルデータ通信」と選択し、モバイルデータ通信を使用する可能性がある App のモバイルデータ通信のオン/オフを切り替えます。設定をオフにすると、iPhone ではそのサービスに Wi-Fi だけが使用されます。「iTunes」の設定には、iTunes Match、および iTunes Store と App Store からの自動ダウンロードの両方が含まれます。