「Made for iPhone」補聴器
「Made for iPhone」補聴器をお持ちの場合は(iPhone 4s 以降で利用できます)、聞き取りのニーズに合わせて、iPhone を使って補聴器の設定を調整できます。
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補聴器の設定を調整する/状況を表示する: 「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「補聴器」と選択するか、補聴器コントロールを開くためのショートカットを設定します。ショートカットを参照してください。
ロック画面からショートカットでアクセスできるようにするには、「設定」>「アクセシビリティ」>「補聴器」>「ロック画面からのコントロール」をオンにします。この設定で以下のことができます:
補聴器のバッテリー状況を確認する。
周囲の音のマイク音量とイコライゼーションを調整する。
ストリーミングオーディオを受信する補聴器(左、右、または両方)を選択する。
ライブ再生を操作する。
iPhone をリモートマイクとして使用する: ライブ再生を使用して、iPhone のマイクから補聴器にサウンドをストリーム再生できます。特定の状況下で、iPhone を音源の近くに置くことで音が聞こえやすくなります。ホームボタンをトリプルクリックし、「補聴器」を選択して、「ライブ再生を開始」をタップします。
オーディオを補聴器にストリーム再生する: AirPlay メニュー から補聴器を選択すると、「電話」、「Siri」、「ミュージック」、「ビデオ」などからオーディオをストリーム再生できます。
補聴器モード
iPhone には補聴器モードがあります。このモードを有効にすると、一部の補聴器モデルの電波妨害が低減される場合があります。補聴器モードでは、GSM 1900 MHz 帯域の携帯電話電波の伝送能力が低下するため、2G 携帯電話のカバレッジが縮小される場合があります。
補聴器モードを有効にする: 「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「補聴器」と選択します。
補聴器両立性
FCC は、デジタル携帯電話機の補聴器両立性(HAC)に関する規定を採択しました。この規定には、米国規格協会(ANSI)C63.19-2007 の補聴器両立性規格に従って、特定の電話機をテストし、格付けすることが定められています。
補聴器両立性に関する ANSI 規格には、2 種類の格付けがあります:
テレコイルモードで動作していない補聴器との音響結合を可能にするための無線周波妨害の低減に関する「M」格付け
テレコイルモードで動作している補聴器との誘導結合に関する「T」格付け
これらの格付けには 1〜4 の段階があり、4 の両立性が最も高くなります。FCC の規定では、音響結合の場合は M3 または M4 の格付けの電話機、誘導結合の場合は T3 または T4 の格付けの電話機が補聴器両立性があると見なされます。
iPhone の補聴器両立性の格付けについては、support.apple.com/kb/HT4526?viewlocale=ja_JP を参照してください。
補聴器両立性の格付けは、特定の補聴器が特定の電話機で機能することを保証するものではありません。補聴器によっては、一定の格付けに達しない電話機でうまく機能する場合もあります。補聴器と電話機の相互運用性を確認するには、購入する前に一緒に使用してみてください。
この携帯電話は、搭載されている一部のワイヤレス技術について、補聴器と併用するためのテストと格付けが行われています。ただし、この携帯電話で使用されている一部の新しいワイヤレス技術については、補聴器との併用に関してまだテストされていない場合があります。補聴器または人工内耳をお使いのときに、さまざまな場所でこの携帯電話の全機能を試して、雑音が聴こえるかどうかを確認してください。補聴器両立性に関する情報については、サービスプロバイダまたは Apple にお問い合わせください。返品または交換ポリシーについては、サービスプロバイダまたは携帯電話の販売店にお問い合わせください。